■適当講座■
9.花子でCAD  −図形の基礎−
a.図形の名称と特徴 b.図形の各部の名称 c.図形の性質 d.三平方の定理
e.立体の名称と特徴 f.三角関数 g.多面体 h.曲面
i.陰影 j.透視 k.角のn等分法 l.曲線と直線
c.図形の性質
図形の基本的な性質を理解しておくことは、作図に不可欠です。
対頂角
対頂角の大きさは互いに等しい。
錯角
錯角が等しい2つの線分は平行である。
三角形の内角の和
三角形の内角の和は180°である。
三角形の外角
三角形の外角は、それと隣り合わない2つの内角の和に等しい。
1 2 3 4

比例
2つの長さの割合を、長さの比という。一方の比が他方の比と等しいことを比例という。
1 2

三角形の合同条件
三角形は、2つの辺の長さとその間にある内角、または1つの辺とその両端の2つの内角の 大きさ、または3つの辺の長さで決まる。 これらの等しい2つの三角形は互いに合同であるという。

三角形の相似条件
1つの図形を、形を変えずに拡大または縮小するとき、その図形ともとの図形は 相似であるという。
2つの三角形が相似であるとき、その対応する内角はそれぞれ等しく、 対応する辺の長さは比例する。
a  =  b  =  c
A B C

二等辺三角形
二等辺三角形の2つの底角の大きさは等しい。

二等辺三角形の頂角の2等分線は、底辺を直角に2等分する。

正三角形
正三角形の3つの内角の大きさはすべて等しく、3辺の長さも等しい。
三角形の重心
三角形の3つの頂点から下した3つの中線は1てんで交わる。 この点を三角形の重心という。
多角形の内角の和
多角形(n角形)の内角の和は、180°x ( n - 2 )である。
a = b = c = 60°
A = B = C

平行四辺形
平行四辺形の向かい合う辺の長さは等しい。

平行四辺形の向かい合う内角の大きさは等しい。

平行四辺形の対角線はそれぞれの中点で交わる。

台形
1組の対辺が平行である四角形。
三角形の中点
三角形ABCの2辺の中点(M及びN)を結ぶ線分は、残りの辺に平行で、長さが半分となる。
三角形の内心
三角形に内接する円の中心を内心という。 内心は、三角形の3つの内角の2等分線の交点である。

三角形の外心
三角形に外接する円の中心を外心という。 三角形の3つの辺の垂直2等分線の交点である。

円の中心は弦の垂直2等分線上にある。

1つの弧に対する円周角はすべて等しく、その弧に対する中心角の半分である。

円(続き)
円の接線は、接点を通る半径に垂直である。

半径の弧に対する円周角は直角である。

円に内接する四角形の1組の向かい合う角の和は180°である。

円に内接する四角形の1つの内角は、向かい合う内角の外角に等しい。

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