KinutaHandicraft - ヒント集 - 「花子フォトレタッチ」はこのように使ってます -

全レイヤー結合[メニュー＝レイヤー=全レイヤー結合]
全レイヤーを結合します。背景も含む画像になるので、背景なし画像に戻すのに手間がかかります。
全レイヤー結合前のjmgやpngの予備ファイルを作成しておいた方が良い場合があります。

下のレイヤーと結合[メニュー-レイヤー-下のレイヤーと結合]
選択レイヤーとその下にあるレイヤーを結合します。

透明値を直接変更[メニュー-レイヤー-透明値を直接編集]
透明値を直接編集を選択すると、白黒のカラーパレット表示されます。
そこで、パレットの色を選んで、描くようにすることで、描かれている部分の画像の透明度を変えられます。
パレットの薄い色を選ぶと透明度が低く、濃い色を選ぶほど透明度が高くなります。

1つ上[メニュー-レイヤー－1つ上へ]
選択レイヤーを1つ上にします。
レイヤーの上下操作は、レイヤーパレットの該当パレットにマウスカーソルを載せ、ドラッグする方法もあります。

1つ下[メニュー-レイヤー－1つ下へ]
選択レイヤーを1つ下にします。
レイヤーの上下操作は、レイヤーパレットの該当レイヤーにマウスカーソルを載せ、ドラッグする方法もあります。
【透明】
選択レイヤーにある全ての画像の透明度を設定します。
【透明領域を保護】[メニュー-レイヤー-透明領域の保護]
選択したレイヤーの透明値を変更できない状態にできます。

● 効果パレット

色 = [メニュー-画像-色(1)]
- 写真調整 = 明るさやコントラスト、色相や彩度をまとめて調整します。
  明るさとコントラストだけでもほどほどの画像加工が出来ます。
- ホワイトバランス = 本来の白い部分が白く見えるように、カラーバランスを調整します。
- バリエーション(色み) = 色みを加えたサンプルの中から、イメージに近いサンプルを選ぶことができます。
- 自動明るさ補正 = 画像の明るさを、自動的に最適な明るさに調整します。
- 単色／赤目補正 = 赤くなった目など、画像内の特定の色を、別の色に置き換えます。
- レベル補正(色み) = 明るさの分布をコントロールします。画像の明るさの分布を整えたり、明暗の差を付けたりできます。ヒストグラムを使って調整します。
- 自動レベル補正 = の明暗のバランスを自動的に調整します。
- カーブ補正(色み) = 明るさの増減の割合をコントロールします。画像の濃度データに対応した色の明るさを調整できます。
- ガンマ補正(色み) = 画像のガンマ（濃度カーブ）を調整します。
- 同系色補正 = 画像中の同じ系統の色みを、まとめて調整します。
- ネガ・ポジの反転 = 画像の色を、ネガ・ポジ状態に反転します。
- 白と黒を反転 = 選択範囲の白と黒のデータを交換し、逆にします。
- 明るく(最大値に) = 選択範囲中の一番明るい色を白として、明暗の間隔を調整します。
- 暗く(最小値に) = 選択範囲中の一番暗い色を黒として、明暗の間隔を調整します。
- チャンネルオフ(RGB) = RGBのチャンネルのオン／オフを切り替えます。また、色の成分を抜き出します。
- チャンネル(変換) = 画像の色を構成する要素を、指定した方法で変換します。

ぼかし・シャープ[メニュー-画像-ぼかし・シャープ(2)]
- シャープ = 選択範囲の輪郭を強調し、シャープな感じにします。
- シャープ(細かく) = 選択範囲の輪郭を強調し、シャープな感じにします。シャープに比べ、細かく設定できます。
- ぼかし = 選択範囲をぼかします。
- ぼかし(細かく) = 選択範囲をぼかします。ぼかしに比べ、細かく設定できます。
- ぼかし(変形) = 選択範囲を、回転・放射などの動きを付けながらぼかします。
- ぼかし(クロス) = 画像を指定した方向と、それと直交する方向にぼかします。
- すりガラス(ガウス) = 選択範囲を、すりガラスからのぞいた感じに自然にぼかします。
- 縁飾り = 選択範囲の周りに縁飾りを付けます。
- 写真型抜き = 選択範囲を選んだ型に合わせて切り抜きます。
- 枠付け = 写真と枠を合成します。サンプルの枠の白色の部分から、画像がのぞくことになります。

タッチ・モザイク・ノイズ[メニュー=画像=タッチ・モザイク・ノイズ(3)]
- 色調/セピア調 = 選択範囲の色調をセピア調に変換します。
- モノクロ写真 = 選択範囲のデータを白黒に変換し、モノクロ写真のようにします。
- テクスチャライズ = 画像に質感を加えます。
- 浮き彫り = 画像をグレーに変換し、画像を彫り込んだような感じにします。
- 油絵風 = 選択範囲を油絵で描いたような画像にします。
- 版画風(ディザ) = 選択範囲を版画のような画像にします。また版画のほかに、ディザやベタなど、パターンの置き換え方を選ぶこともできます。
- 輪郭選択 = 選択範囲の画像のうち、指定した範囲内の線を拾い出します。拾い出した線は、色鉛筆や水彩で描いたような線になります。
- 鉛筆画風(輪郭抽出) = 選択範囲の画像の輪郭を自動的に抽出します。抽出した線は、色鉛筆で描いたような線になります。
- 階調の変更 = 画像の階調(色の濃度の段階数)を変更します。
- ノイズを加える = 画像にランダムな点を加え、ノイズが走っているように見せます。
  カラーノイズなどで、モザイク代わりに使えます。
- ノイズを除く = スキャナなどから写真を取り込んだ際に付いた画像中のノイズを取り除きます。
- 点で拡散する = 点描画したように、画像を点で分散した感じにします。
- モザイク = ドットを正方形の固まりにまとめ、画像にモザイクをかけたような感じにします。
- 濡れたガラス = 濡れたガラスからのぞいたような、点で拡散してぼかしたような感じにします。

変形[メニュー=画像=変形(4)]
- 万華鏡 = 画像の一部を模様のベースにして、新しい模様を作ります。万華鏡のような画像も作成できます。
- カスタム = オリジナルの効果を自由に作成します。画像を構成する領域ごとに、決められた計算式を使って求めた点の色を指定して作成します
- 風 = 細かい線を加えて、風が吹いたような感じにします。
- クロス = 画像の明るいところに、十字状の輝きを付けます。
- ぶれ(フラグメント) = 選択範囲を、二重写ししたような上下左右のぶれを加えます。
- 立体文字 = 立体的な文字を作成します。
- さざなみ = 選択範囲にさざなみが起こったように、上下左右に揺れを加えます。
- 渦巻き = 選択範囲に、渦が起こったような回転した効果を加えます。
- 波紋 = 選択範囲に、水面に石をなげたような波紋を加えます。
- レンズ = 選択範囲を、レンズでのぞいたような球状に変形します。
- 浮き出し/くぼみ = 選択範囲を浮き出たせたような感じにします。
- 置き換え = 選択したパターンの濃度で、元の画像を移動した画像にします。
- 円状(極座標) = 選択範囲の中心から周囲を回転させた画像にします。
- タイル = 画像を指定した幅のタイルに分割し、ランダムに配置して表示します。
- スクロール = 水平または垂直に動かした画像にします。スクロールした残りに動かした画像を移動させたり、画像が走ったような線を付けたりすることができます。
- 重なり = 選択範囲の右または下端の画像を、左または上から重ねていきます。
- ミラー(左右)[メニュー=編集=ミラー=左右] = 鏡に映したように、左右反転した画像にします。
- ミラー(上下)[メニュー=編集=ミラー=上下] = 鏡に映したように、上下反転した画像にします。

プラグイン[メニュー=画像=互換フィルター]
［ツール-オプション］の［フィルタプラグイン］シートで設定した、フォルダに存在するプログラムの効果を一覧します。プラグインフィルタのプログラムをセットアップしていない場合は、何も表示されません。
ところで、「花子フォトレタッチ」で使えるプラグインを知りません。

取り消しフェーダー
かかりすぎた効果などを少しだけ前の状態に戻します。戻す量を調整して、中間の効果を得ることもできます。
実行した直後の状態から、どれだけ前の状態に戻すかを量として調整できるので、あとから微妙な調整を行うことができます。