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■適当講座■
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10.花子で立体図 等角投影図基本

基本3 楕円分度器の作成
花子の場合(花子での楕円分度器作成)

どのような楕円分度器を作るか決めます。
     楕円長軸: 50mm
     楕円短軸: 50mm × 0.5774 = 28.87 = 28.9mm
     角  度: 5゜単位
花子の場合、先に円分度器を作ります。
先ず、50mmの円を作ります[適当に円を描き、図形情報で高さと幅を50mmにする](図26左)。 次に円上にマウスポインタを合わせ、端点−端点で線を引きます(図26右)。
円分度器の作成
図26 円分度器の作成

次に線を中点で、5°単位で、元図残すで連続回転します(図27左)。
実角0、45、90、135°の線の色を目立つ色にしておきます(図27右)。
円分度器の作成2
図27 円分度器の作成2

円を元図残すで縮小します。(図28左)。
中心がわかりやすいように、縮小した円と線の交点を切断−削除します。(図28右)。
円分度器の完成
図28 円分度器の作成3

できた円分度器を合成図形にします(図形-合成-合成)。
目的の楕円を描きます(図29左)。
円分度器と楕円を選択して、上下中央揃えにします(図形-位置合せ-詳細-左右整列中央、上下整列中央)。
円、楕円それぞれから直線を引いておきます(図29右)。
円分度器から楕円分度器へ1
図29 円分度器から楕円分度器へ1

円分度器を選択し、変形-拡大・縮小(詳細-中心位置-マウスで指定)で、 円上にマウスカーソルを合わせ、f6(円心)を押して、円からのびる線の交点付近で、f4(交点)を押して、 楕円からのびる線の交点上で、f4(交点)を押して、円分度器を楕円分度器に変形します。
円分度器から楕円分度器へ2
図30 円分度器から楕円分度器へ2

選択1などの詳細設定が図31になっていることを確認します。
選択の詳細設定
図31 選択の詳細設定

選択1で、楕円分度器のマウスカーソルを中心付近線上に合わせ、クリック(ドラッグ)して、楕円分度器を指定して、移動し、不要な楕円・線分と分離します。
楕円分度器を元図残すで60°、120°回転させて、各軸用の楕円分度器にします。
図25は左からY軸用、X軸用、Z軸用楕円分度器になります。
各軸用楕円分度器
図25 Y/X/Z軸用楕円分度器

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