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■適当講座■
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10.花子で立体図 その他作図

☆円柱立体の作図−交差部
平面図は図otf-01の通りです。
円柱交差部1
図otf-01 元図(平面図)

平面図を元に諸元値を計算します。
    X1・Z・軸線 25mm x 0.8165 = 20.41 = 20.4mm
     角度 150°、30°
     X2・Y軸線 35mm x 0.8165 = 28.58 = 28.6mm
     角度 150°、90°
     X・Y楕円長軸 25mm
     X・Y楕円短軸 25mm x 0.5774 = 14.43 = 14.4mm
計算結果を基にそれぞれの基本図を描き、組み上げます(図otf-02)。
円柱交差部2
図otf-02 骨格完成

Y面のZ軸線の中心をめがけて、X軸線の端点で、コピーします。
その後中線を移動コピー・等分割でZ軸線の端点までコピーします。
さらに、中線を移動コピー・等分割でもう一方の端点までコピーします(図otf-03)。
円柱交差部3
図otf-03 交差点輪郭を描くため基礎1

Y面と等分割線をX面にコピーします(図otf-04)。
円柱交差部4
図otf-04 交差点輪郭を描くため基礎2

X面上でY面のそれぞれの等分割線を起点とするY軸線(垂線)を引きます。(図otf-05)。
円柱交差部5
図otf-05 交差点輪郭を描くため基礎3

円柱の輪郭を描きます(図otf-06)。
Y面の場合
    Y面のそれぞれの等分割線とY楕円の交点から垂線を引きます。
X面の場合
    35mmより長いX軸線(角度150°の線)を引いておきます。
    X面のそれぞれの等分割線とX楕円の交点に長いX軸線の端点を合わせ、コピーします。
円柱交差部6
図otf-06 円柱の輪郭を描く

等分割線の左端から順番にY・Xの輪郭線が交差する点に点を打ちます(図otf-07)。
円柱交差部7
図otf-07 交差部輪郭を出す

各点の中心を通るようにベジェ曲線を描きます(図otf-08)。
図の場合ベジェ曲線は2本使ってます。
円柱交差部8
図otf-08 交差部を描く

必要な部分を合わせます(図otf-09)。
円柱交差部9
図otf-09 全体の確認

不必要な線を消したり、線の修飾をしたり、影をつけたりして完成です(図otf-10)。
円柱交差部10
図otf-10 完成

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