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■適当講座■
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10.花子で立体図 その他作図

☆半球立体の作図-回転体(X20回転体の場合)
未回転体と同じ寸法とし、X軸に20°回転した基本図をための諸元値を確認します。
     一辺長さ 30mm x 0.8165 = 24.49 = 24.5mm
     楕円短軸 30mm x 0.5774 = 17.32 = 17.3mm
     楕円長軸 30mm60mm
     楕円分度器短軸 60mm x 0.5774 = 34.64 = 34.6mm
諸元値を元にX20回転体を描きます(図ot-21左)。
その後、必要な上半分の図形を残します(図ot-21右)。
半球回転体2-01
図ot-21 作図の基本図

半分になったY軸線とX楕円とY楕円を面中心にコピーまたは移動します(図ot-22左)。
半球の外形として、円を描きます(図ot-22左)。
円の不必要な下半分は削除します。
半球回転体2-02
図ot-22 作図の基本図2

Y楕円をY軸線の下端点から上端点に向けて、4回コピーします(図ot-23)。
半球回転体2-03
図ot-23 半球の作図1

Z軸線をY軸線の下端点にコピーし、コピーしたZ軸線をY軸下端点から上端点に向けて4回コピーします(図ot-24左)。 一番上のZ軸線とX楕円の交点はY軸線上にあるので、そのZ軸線とその面のY楕円は削除します(図ot-24右〜図ot-25左)。
半球回転体2-04
図ot-24 半球の作図2

2番目の面のY楕円を見るとX楕円とZ軸線の交点がY軸線とは別のところにあるので、Y楕円を縮小します(図ot-25)。
半球回転体2-05
図ot-25 半球の作図3

Y楕円の縮小は、Y楕円中心を縮小中心にして、Y楕円とZ軸線の交点 からX楕円とZ軸線の交点へ縮小します(図ot-26)。
半球回転体2-06
図ot-26 半球の作図4

上から3番目のZ軸線の面も前述した通りにY楕円を縮小します(図ot-27)。
半球回転体2-07
図ot-27 半球の作図5

上から3番目のY楕円を縮小した結果が図ot-28の左です。
上から4番目のY楕円を縮小します(図ot-28の右〜図ot-29左)。
半球回転体2-08
図ot-28 半球の作図6

半球回転体2-09
図ot-29 半球の作図7

円弧と各Y楕円の交差点が正常になるように、削除したり、線を修飾して、立体図の出来上がりです(図ot-30)。
半球回転体2-10
図ot-30 半球の作図出来上がり

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