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■適当講座■
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10.花子で立体図 作図共通項

☆楕円を合わせる
回転体を作図する場合、数値表を使っても、ある面とその上に載る楕円がきれいに整合しない場合があります。
また、曲管部などは、2軸回転体の複数の面から構成されることになり、いちいち構成面を計算しているのは、 大変なので、次の様な方法を使って、整合性ある(?)楕円を作成します。
ここでは、下図(図1J-D01)の四角枠の中に楕円を合わせるものとします。
連続直線で、四角枠を作ります(図1J-D01)。
楕円を合わせる1
図1J-D01 楕円を合わせる1
四角枠を移動して、水平線(図1J-D02左の緑線)を引きます((図1J-D02左)。 四角枠を選択して、回転します。
元図残すで図1J-D02の右のように中心を指定して、回転位置を四角枠の端点f2とし、 水平線の線上f5で回転をやめます。
楕円を合わせる2
図1J-D02 楕円を合わせる2
回転した四角枠を移動します。
次にせん断します。
水平・垂直の補助線を引きます(図1J-D03左)。
四角枠を選択して、元図残すで、せん断中心を指定して、せん断開始位置を四角枠の角f2とし、 せん断終了位置を補助線の交点f4にします(図1J-D03右)。
楕円を合わせる3
図1J-D03 楕円を合わせる3
せん断した四角枠を移動します。
四角枠の中心f7を指定して楕円を描き始め、四角枠の角f2で楕円を書き終わります(図1J-D04)。
楕円を合わせる4
図1J-D04 楕円を合わせる4
楕円と四角枠を同時に、移動して、せん断前図形に重ねます(図1J-D05)。
楕円を合わせる5
図1J-D05 楕円を合わせる5
楕円と四角枠を選択して、せん断でせん断前図形に戻します(図1J-D06)。
楕円を合わせる6
図1J-D06 楕円を合わせる6
四角枠と楕円を同時に移動して、回転前図形に重ねます(図1J-D07)。
楕円を合わせる7
図1J-D07 楕円を合わせる7
四角枠と楕円を選択して、回転前図形になるように回転します(図1J-D08)。
楕円を合わせる8
図1J-D08 楕円を合わせる8
楕円と四角枠を目的の面に載せます(図1J-D09)。
楕円を合わせる9
図1J-D09 楕円を合わせる9
四角枠を削除したり、線種を変更して、図形を仕上げます(図1J-D10)。
楕円を合わせる10
図1J-D10 楕円を合わせる10

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